身近なマーケティング

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こんにちは　稲森です。
今日は「仕事」について書きます。

 

仕事って、
時代や世代によって
価値観が異なりますし、
変化していきますよね。

 

新しい需要に応じて生まれる仕事もあれば
不要となって消えていく仕事もあります。

 

そういえば、
昭和～平成始めの頃まで
“危険・汚い・きつい”仕事は
当時“3K労働”といわれ、
人が就くのを嫌がる仕事でした。

 

就くのを嫌がられる仕事だからこそ
高給を得られる部分もあって
3K労働で働きまくり、
自分の事業資金をつくった人も
数多くいました。

 

体を張って仕事する

 

“危険・汚い・きつい”仕事は
人が就くのを嫌がるので
人材確保が難しいのはいつの時代も同じ。

 

だからこそ、
“3K労働”が高報酬だった時代は
お金で叶えられる夢なら
働いて稼いで実現できる時代でもあった。

 

料理人だった人が、店を持つために
宅配ドライバーとして朝から晩まで働き、
自分のレストランをオープンしたり、

 

夜中の清掃業で働いて資金をつくり
パン作りを学び、
ベーカリーをオープンしたり、

 

起業のため、お金のため、
“3K労働”で働く人が多くいました。

 

なぜなら、当時は
人の嫌がる仕事ほど報酬が高かったから。

 

自ら“3K労働”を選んだ彼らは
夢・目的に向かっているからでしょうか
活力あふれる仕事ぶりでした。

 

そうそう、ダンプ運転手として働いた後、
ブティックを開いた友人もいますよ。

 

ダンプの仕事は見た目以上に
ものすごくきつかったそうでして
もう一度はできないわ…と
友人は笑ってましたが、
休みなく8か月間働いたそうです。

 

実績や保証人、担保のない人は
どこからもお金を借りられませんから
自力で資金をつくるしか無かった…
（これは今も変わりませんが）

 

自分の体（労働力）を元に
雇用主から報酬を得る形でしか
お金をつくれなかった時代。

 

でもね、私の記憶に間違いなければ
“危険・汚い・きつい”仕事は、
会社員として働く給与なんて
比較にならないくらい稼げた時代。

 

今は？今はどう変わった？？…

 

“危険・汚い・きつい”仕事こそ
その対価として高い報酬を得られるのが
あたりまえであってほしいと思います。

 

自分のための仕事探し

 

自分のための仕事探し、と言うは易し、
実際は、なかなかできないもの。

 

ついつい「お金」の話になりませんか？

 

「毎月いくら稼げるのかな？」
「もっと稼げる仕事があるんじゃない？」
「楽して稼げる仕事がいいんだけど？」

 

…稼げるかどうか、お金のことばかり…。

 

これじゃあ、仕事探しじゃなくて
稼ぎ場探しですね(◎_◎;)…やりがち。

 

自分のやりたいことがはっきりしなけりゃ
稼ぎ場探しになりますよ…

とりあえず多く稼げるとこ選ぼうって…。

 

自分のやりたいことが
自分を活かせる「仕事」じゃないなら
稼ぎ場探しは正解ですよね、
報酬は多い方がいいに決まってますから。

 

自分のための仕事探しは、
今の自分がどうなりたいのか
自分は何ができるのか
自分は何ができる人になりたいのか

 

今の自分と未来の自分を
よーく見つめてから探しても遅くはない。

 

やってみて、引き返してみてもいい。
それは「経験」という
自分だけの財産になります。

 

仕事は自分らしく

 

自分も変わっていきますから
自分のための仕事も変わりますよね、

柔軟に考えることは大切です。

 

世の中には
「どなたにもできる仕事」って
あるらしいんだけど…
私にはできない仕事があるし、
誰にでもできる仕事ってのは
近い未来にはロボットやAIがこなして
人間の労働力なんて不要になりそう。

 

つまりは
「どなたにもできる仕事」やってると
近い未来には仕事を失うってこと。

 

「どなたにもできる」はあるかもだけど
「どなたにも続けられる」仕事って
あるでしょうか？

 

自分にとっての仕事は
自分だけの仕事でいいはず。

 

自分ならできる仕事を選べて
続けられるなら、それが自分らしい仕事。

 

自分らしく仕事するうちに
自分が成長しますから
その時には選び直せばいい！

 

仕事って、
稼げる稼げないだけじゃないと、
40年近い仕事を振り返って思います。

 

長い話をお読みいただき
ありがとうございました(o^―^o)

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