マーケティング?どうすりゃいいの?
何をすれば、マーケティングわかるの?
マーケティングはまず、
“相手のこと”を考えましょう。
自分が発信すること、やることを
受け止める相手は“どんな人?”
“どんなものが好きな人?”
“どんなことが気になる人?”
他人事(ひとごと)を
自分のことのように考えていくと
マーケティングが始まります。
身近で具体的なお話をしていきますね。
マーケティングの対象は
どこまでいっても“人”なんです。
人が人に向かって行います。
マーケティングは
お金を得るために行うことなので
相手の人には気持ち良ーく
支払ってもらわなければなりません。
次回もその次の機会も
相手の人とは気持ち良ーく
お付き合いできてこそマーケティング。
ね?あたりまえのことでしょ?
しぶしぶいやいや支払わせたり、
無理矢理支払わせたりしたら、
お付き合いしてもらえませんものね。
「この人(商品)と出会えて良かったな」
というのが、顧客の満足…です。
顧客の満足度アップ…というのは
「良かったから、これからも付き合いたい」
「信用できるから、また買いたい」
という“期待”も持ってもらえることです。
マーケティングの具体例をお話しします。
私の友人Yさんは
小さなワインバーを営む女性です。
彼女のお客様への対応を知れば、
きっと「マーケティングとは何か」を
つかむきっかけになると思います。
Yさんは、
常連さん(顧客)のことを知っています。
常連Aさんは“どんな人?”なのか。
常連Bさんは“どんな人?”なのか。
常連Cさんは“どんな人?”なのか…
年齢は?既婚者か?生活スタイルは?
どんな仕事をしているのか?
持病があるのか?趣味は?
好きな食べ物は?好きな飲み物は?
苦手な食べ物は?苦手な飲み物は?
…“どんなものが好きな人?”
…“どんなことが気になる人?”
その人は“どんな人?”なのかを
本人の話の内容や、お客様同士の会話や
来店のルーティンや時間などから考え、
彼女なりに常連さん(顧客)のことを知る。
その知識を基に
常連さんがバーで気持ちよく過ごせるように
気づかい、楽しませることを
接客の基本としているそうです。
常連さんにインタビューしたり
身上調査をしているわけではありませんよ?
どんな時に嬉しそうだったか、
態度や表情からも
お客様の気持ちを感じとる。
初来店してから、来店するたびの
小さな情報収集こそが
彼女のマーケティングの要(かなめ)。
そして、相手に
楽しい時間を過ごしてもらいたいという
気づかいと思いやりこそが
彼女のマーケティングですね。
常連さんは彼女の接客に大変満足して、
楽しい・また来店したい、となるわけです。
「Aさんは元気かしら、Bさんは…」と
家族のように心配してくれてると知ったら
Yさんのことを助けたくもなるでしょう。
…たとえ口や態度に出さなくても
気づかいや思いやりは
不思議と相手に伝わるものだからです。
人は、感情に生き、生かされていますから。
気づかいと思いやりこそが
マーケティングの要(かなめ)です。
……………………………………………
何をすれば、マーケティングわかるの?
答えは、相手の側に立って考えること。
そう、他人事(ひとごと)を
自分のことのように考えていくと
マーケティングが始まります。
よその人のことなんて知るか!って
誰でも思うものなんですが、
それを「自分のことじゃないか?」と
引っ張るのがマーケティング…というお話を
シンのマーケティングでは書いていこうと
思っています。
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稲森 シン
マーケティングを身近に感じてもらえるように話したい、元広告業界人・現プロデューサー。「むずかしいことをやさしく」を心にマーケティングについて発信していきます。