あなたは、記事を書いた後、
書いた文章をチェックしてますか?
いい文章が書けているか…ではなくて
間違いが無いかを確かめるための
チェックをしていますか?
「文章や文字に間違いが無いって
そんなに大事なの?」
「字が間違ってたって
意味が伝わればいいんじゃない?」
…と思うの、わからなくはないけど…
『 間違っては、いけません!』
ブログに記事を書くということは
情報を発信するということですから、
発信者にとっては、
文章に間違いがあってはなりません。
文章の間違いは「不信感」に通じます。
不信感とは、つまり、
「信頼できない」ということです。
どんなに役立つ情報を書いていようが、
詳しく丁寧に説明した文章であろうが、
誤字脱字や表記ミスなどがあると
「間違ってる文章」でしかありません…。
出版されている書籍などは
「校正」と「校閲」という作業を経て
世の中に出てきますから
間違ってないのがあたりまえでして
出版された書籍の文章には、
間違いが無いのが当然とばかりに、
その大切さに気付きもせず
本を読んでいると思います。
「校正」と「校閲」は何をするのか、
知っておくと、必ず
あなたの記事作成に役立ちます。
書いた文章をチェックすることを
編集の専門用語で
「校正(こうせい)」
「校閲(こうえつ)」といいます。
「校正」も「校閲」も、
文章の中の間違いを探して
正しく直すことです。
「校正」 と 「校閲」は、
どう違うのか、どうして大事なのか
お話ししますね。
「校正」は「文字校正」とも言います。
校正とは、
文章の中の“誤字”や“脱字”をはじめ
“文法上の誤り”をチェックし、
見つけ出して正しく直すこと。
たとえば、
漢字の変換ミス、送り仮名の過不足、
表記が統一されているかなど、
文章の文字をチェックします。
漢字の変換ミスでは
「正:文字を変換して」を
「誤:文字を返還して」とか
送り仮名の過不足では
「正:断る」を
「誤:断わる」とか
表記の統一では
「正:子どもだからと子ども扱い」を
「誤:子供だからと子ども扱い」とか…
パソコンでの文字入力の時にも
注意しましょう。
表記の統一においては、
発信者の決め事によって
決まった呼称や固有名詞などを
統一している場合もあります。
一つの記事のなかでは
表記のばらつきがないように
気をつけたいものですね。
「致します→いたします」とか
「頂きます→いただきます」などの
表記の統一も大切です。
文章の誤字脱字や文法上の誤りを
チェックして正しく直す「校正」に対し、
「校閲」は、文章の内容をチェックし、
内容の誤りを見つけ出して直したり、
不足していることを補ったりします。
校閲は、
事実関係に間違いが無いか、
文章表現に誤りが無いか、
内容に矛盾は無いか…などを見て
正しく直す作業です。
校閲では以下の5つの点に気をつけて
チェックします。
1 事実かどうか
2 時間の前後関係はどうか
3 接続詞は適切か
4 内容に矛盾はないか
5 読者にとって読みやすく
理解しやすい文章か
「校正」と「校閲」は
どうして大事なのでしょうか?
ちょっとくらい間違っていても
いいんじゃない?と思う気持ちこそ
大きな間違いです。
ブログの記事を書いて
情報を発信する側にいるのですから
間違いを見過ごすことは
文字・文章といえど、
誤った情報を発信していることに
変わりはありません。
誤った情報を発信している人は
読者さんから信用してもらえません。
読者さんに、
気持ちよく読んでもらうためにも
文章に誤りなく、読みやすいことは
重要なこと。
「校正」「校閲」は、とても大切です。
どんなに素晴らしい情報でも、
一つの誤字や言葉の誤りによって、
意味が伝わらない可能性もありますし、
信頼を欠く結果になることも…。
「校正」と「校閲」は、
とても面倒な作業ですが
とても大切です。
校正と校閲を怠らないことが、
信頼感へつながると信じて
積み重ねていきましょう(#^^#)
私事ですが、
広告の仕事を生業にしてきましたので
誤字脱字をはじめとする文章の誤りには
気をつけるクセがついています。
どれほど気をつけても
どんなに注意しても
間違いを無くせないのが「文字入力」と
仕事で叩き込まれたからです。
万一、広告関係のパンフレットに
文章・文字の間違いが発覚したら、
刷り直しやシール訂正作業、
クライアントへの謝罪や
関係各所への謝罪・再手配など…
多大な時間や金銭を失うことに…
たった一つの校正ミスが
とんでもない事態を招いたことも…。
ホントにね…(◎_◎;)
何度確認しても、不安しか無い!
だけど、やる!
それが「校正」と「校閲」です。
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稲森 シン
マーケティングを身近に感じてもらえるように話したい、元広告業界人・現プロデューサー。「むずかしいことをやさしく」を心にマーケティングについて発信していきます。